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ヴァリューズが挑む、
新しいマーケティングと
若手の事業家育成

取締役副社長後藤 賢治 KENJI GOTO

「ユーザー体験の理解を正確に知る」ことにこだわる

15年ほど前、事業会社やマーケティングリサーチ会社では、「消費者の心をどう掴むか?」ということを徹底的に追求してきました。
消費者の心を知るために、一般的にアンケート調査を行ったりしますが、質問を与えると解答を考えてしまうので、真実に辿りつかないこともあります。
本当のインサイトを発見するためには、いかに刺激を与えずに対象者を知るか?がポイント。ママ向けECサイトの責任者を務めていたときには、妊婦さんを知るために産婦人科に張り付いて行動を観察したこともありますし、新商品開発のときにはコンビニで購買する人の様子を観察したこともありました。
これはとても有効な方法ではありますが、お金も時間もかかってしまいます。
何より、その解釈の仕方は人によってバラバラで、形式化しづらいことが難点でした。
ITが進歩するに従い、「人の感性や勘に頼らずとも行動を情報化して分析すれば、消費者の心を正確に掴めるのではないか」と考えるようになったのですが、勤めていた上場企業では、なかなかチャレンジする機会に恵まれませんでした。
ならば、自分たちで会社を立ち上げて、この世界観の実現に挑戦してみよう!と辻本と話したことが、ヴァリューズ立ち上げの背景でもあります。

現場に出ること、人と会うこと。これがビジネスの原点

ヴァリューズには、新しい事業の芽が次々に生まれています。入社2年目の社員が、海外を視野に入れたビジネスの青写真を描き、精鋭なるエンジニアが社内のメソッドを使って形にする。
事業家気質のメンバーが集まり、スピード感もって進めているのも、ヴァリューズの特徴でしょう。
事業家とは、筋のいいビジネスや、人に喜ばれるビジネスを、どうすれば作れるか?を考え抜ける人。その感覚や思考を磨くためには、たくさんの人に会い、話をするのが一番だと考えています。
私はリクルートで7年間、法人営業を経験してきましたが、1日平均4、5人の経営者と会うことで、クライアント企業の課題や不満を見抜くセンスが磨かれました。
こうして経営者になった今でも、現場に出ることを大切にしていますし、会いたいと思う経営者に自らアプローチして話をしに行くこともあります。
クライアント側の課題を把握できさえすれば、消費者のことを知ることができるログ事業を活かし、ヴァリューズとして価値を発揮することができる自信があります。
だからこそ、若い人たちにも馬力がある時期に、ビジネスの根幹となるスキルを身に付けてほしく、人材育成にも力を入れています。

仕事をする上で一番大切にしていることは?

人生において成し遂げたいことは「世の中に新しい価値を産み続ける」「好きな人たちと一緒に信頼関係を持ちながら生きる」ことです。これを実現するために「学び」を大切にしています。例えば、朝、新聞を読んだときになぜ?と思ったことを自分なりの解釈を持てるように調べる。(マーケティングの一環として)スーパーでどんな陳列になっているかをみる。自分とは違う業界の人の価値観に触れる。若い時には、やらなきゃと思っていましたが、習慣になると、なりたい自分に近づいていることが実感できます。マーケティングとITの世界は学びが終わらないので、習慣にして楽しむようにしています。

PROFILE

後藤 賢治
後藤 賢治取締役副社長
大阪大学 基礎工学部卒。(株)リクルートではECサイト責任者の経験を有し、(株)マクロミルでは元新規事業開発担当・執行役員を務める。どんなポジションであっても、現場に立ち、クライアントと対峙することにこだわることで、各種サービスの立ち上げと成功を実現してきた。ヴァリューズでも商品開発へ積極的に取り組みながら、若手社員の商談へ積極的に同行し、事業家として必要な素地を育成している。

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